大坂なおみ選手から見える心の変化

心理学

大坂なおみ選手の行動を操るメンタルの強さ

全米オープンテニスで見事優勝をした大坂なおみ選手でしたが、優勝セレモニーで待ち受けていたのは残酷にもブーイングの嵐。そんな中、大坂なおみ選手から出た「アイムソーリー」という優勝者らしからぬコメントをし、サンバイザーのつばを深く下げ、泣き出してしまった。

本来なら大坂なおみ選手は、このセレモニーで誰よりも祝福の言葉で讃えられ、我慢やプレッシャーから解放されるはずでした。試合でもセーリナ選手の信販への暴言や抗議で圧倒的なアウェーの中、心身共に極限の状態で戦い抜いてきた試合を大坂なおみ選手は振り返ると「我慢」と答え、自分自身の気持ちを確実にコントロールできていたという自信も溢れていました。

感情に任せて行動をしてしまうセリーナ選手に対して大坂なおみ選手はラケットを叩き付けようとしますが自制して「我慢」します。人は自らの行動で、さらに感情を高めてしまいますので感情のコントロールをするには、行動を抑えようとする強い気持ちを持たなければなりません。

第三者目線で、感情のままに行動する自分を相手が見たらどう思うか。表面だけでも冷静でいる自分を作ってしまえば、なんとなく落ち着いてきます。幸せな人のフリをしていれば、本当に幸せな気持ちに錯覚するのです。まだまだ若い大坂なおみ選手は感情の錯覚を意識的か無意識にやっているかはわかりませんが、どんな逆境にも強い気持ちで臨める感情のコントロールをする術をすでに持っているということです。

帰国した会見では、大坂なおみ選手は本当に心から喜んでいる感じには見えませんでした。遠慮しているような表情でもともと感情を表に出さないタイプなのかもしれませんね。感情を素直に表に出さないと、自制心が利かなくなる「自我消耗」が起きる傾向があるといわれています。

「自我消耗」は例えば過度なダイエットや長時間労働をしたときに脳が疲弊し、自分がその時必要としていないものを欲し拒絶することができなくなる状態のことです。心に負担をかけると思考もネガティブになり不機嫌になってしまいます。

ですので大坂なおみ選手には次回の試合も優勝し、とびきりの笑顔での会見を見てみたいですね。

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